東海村議会議員選挙結果

 昨日投開票が行われ、少数激戦だった選挙戦が終った。20名定員に22名立候補。今回は、反原子力に転じた村上前村長系の議員が2人、反原子力で戦っていた村議1名の3人が引退。後継候補にこれまで村議を出していなかった原電が候補を出し、それに26歳の看護師が立候補して激戦に。


 開票結果は、新人5人は全員当選して、共産党1名と原子力推進派1名の現職が落選。上げ潮に乗っているはずの共産党が1名落選して、村議1名に。3人当選していた時期もあったので、かなりの凋落。若い候補に取って代わられたのかな。

 推進派の議員は原電候補に追い出されたと言うところかな。当選しないと思っていた若手候補が原子力に関して、どっちなのか明確ではないけど、反原子力だとしても推進派と反対派の数は改選前と同じ結果に。


 選挙期間中は、選挙カーで名前を連呼しているのに、それ以外は何をしているんだか分からないのが東海村。目黒区だと選挙の翌日に駅頭に当選者や落選者が立って御礼の演説し、区議も普段駅に来て、区政報告のビラ配布し、演説しているのを見ることがある。選挙公報も玉虫色な表現で一部の反原子力を明確にしている候補以外主張に差が感じられない。何人かの候補見たけど、名前を連呼しているだけで、主義主張が分からない。今回選挙に携わってみて、田舎の選挙ってこんなものなのかな。