メロンラウンジ承前

 午後半休を確保して、東京へ。いったん自宅に戻ろうと考えて、勝田から特急に乗り、14時半過ぎに上野着。目黒からバスで向かおうと山手線に乗っていると、五反田駅で抑止がかかる。恵比寿で緊急停止ボタンが押された上に大崎で人が線路内に立ち入ったというダブルの障害。結局15分止まっていました。目黒から自宅に戻りあまりの暑さに参ったので、シャワーを浴びて、着替えてから渋谷へ。O-Eastに到着すると、前回は結構並んでいたのに、今回は少ない。グッズの先行販売を購入して、軽い食事を済ませ、会場に戻る。


 整理番号はA−144とそれほどいいわけでもない。ちょっと待って入場。入ってみるといつもの右サイドがスカスカで、1ブロック目か2ブロック目かちょっと考えて2ブロック目最前の右端に場所を決める。これはあとで考えると大正解な選択でした。


 開演30分前にOAのKMCとDJARAKIが出てきて、DJの回す音に合わせて歌う。香水も入っていて、柴ちゃんが入ってきて歌うというのもあり、結構楽しめて、開演時間。


 メロン4人が出てきて、最初は新堂敦士さん。作曲をするのは知っていましたが、歌を歌うのは知りませんでした。ドラム、ベース、ギター、パーカッションを率いて、歌う。急な出演だったみたいで、息切れしていたのは御愛嬌かな。メロンとさぁ恋人になろうをセッション。

 バンドのセッティングを変える時間を利用して、DJタイム。右サイドのサブステージでDJ Hito。右端にいたので、この時は最前。いい場所を確保しました。ムメの時も最前でしょうから今回の場所の選択は、呼んでくれたのかなと思っています。

 セットチェンジが終わって、ニューロティカ。活動期間が長いので、知ってはいたのですが、生で聞くのは初めてかも。もしかするといろんなフェスに参加していたから見たことあるかもしれません。数は少なかったですが、パンク系のファンは激しい。いつもメロンでダイブしている人もやっていましたが、見たことがない人が繰り返しダイブして、前の通路から戻っていくのを見ました。ここで新曲披露かなと思っていたらニューロティカだけでおしまい。

 その後DJムメ。最前それもムメの正面という文句ない位置取り。村田推しとして至福の一時でした。久々にショートカットになっていた村田さんがとっても綺麗。今回は暴れまわるところはなかったのですが、村田さんらしい選曲で楽しめました。


 DJのあとメロン記念日のライブ。ここだけカラオケだったのがちょっと惜しい。せっかくバンドメンバーが揃っていたし、新堂さんのバックは、器用な人が多かったので、ここもバンドだったらもっと良かったのに。

 曲は、ガールズパワー〜恋するパワー、This is運命、夏、お願い魅惑のターゲット、LETHER、DON’T SAY GOOD-BYE 

 新堂さん作曲の曲が最初で、あとも激しい曲が多くて、かなりきつかったけど、楽しかったです。

 この後DJ ARAKIのDJに続いて、メロンとニューロティカのコラボ。ピンチはチャンス バカになろうぜ!の他にもメロンのさあ早速盛り上がって行こうかやニューロティカの曲を一緒に歌う。この時のセンターブロックはかなり激しかったです。いろんな曲が聞けて、ここでしかやらない曲でしょうからかなり楽しかったです。


 今回のラウンジは、ライブ色が強く、DJはステージチェンジの繋ぎとして機能していたので、このほうがいいかなと感じました。全編バンドだったらもっと良かったのにとは思いました。ロック化計画を進めるためには費用はかかるかもしれないけど、メロン記念日にバックバンドを付けるくらいのことをしてもいいのではないかな。DON’T SAY GOOD-BYEバンドで聞きたい曲。他がバンドだっただけに差が目立ちました。


 私の音楽の好みの問題だから仕方ないところもありますが、パンク色が強まって、苦手感も強くなっている。歌は詩から入るし、歌を覚えるのも歌詞カードを見るのではなく、聞いて覚えるので、何を歌っているか分らない曲に入り込めない。ロック化計画はバンドで歌うといった楽しい面もあるのですが、ロックの中でもパンクに近い傾向が強まって来ているのが私の好みから外れてしまうところもあって、複雑です。私の音楽の原点は祖父母が聞いていた懐メロで、その中で私が気に入っていたのが楷書で歌うと言われて、一字一句を明確に歌う藤山一郎さん。その後中学に入って興味を持ったのが詩を聞かせることを主としていたフォーク系。音楽の底流が違うし、この年になって宗旨替えするのもあり得ない。ロックといっても幅が広くGRAYなどのように詩をはっきり歌うグループもある。ロックの中でも一番何を歌っているのかわからないパンクに進んでいるのが、私的には寂しいかな。