鈴木康博ヤクルトホール

 alanイベントを途中で諦めて、新橋へ移動。開演予定時間直前に会場に到着。中からギターの弾き語りが聞こえてくる。まだ開演前なのにと思ったら、大阪でオープニングアクトをやっていたRYOTAさんが歌っていました。東京に移ってきたみたいなので、都合が付いたら聞きに行ってみようかな。


 10分ほど遅れて本編開演。今回も休憩挟んで長いライブとの告知がありました。


まずセットリスト。今回はライブ終了後にセットリストが掲示されました。ダブルアンコールは書いてませんでした。

第1部

1.Run away(バンドでエレキ)

2.素敵なあなた

3.夜は2人で

4.昨日への手紙(バンドでアコギ)

5.美しい思い出に

6.青春

7.潮の香り

8.ア・ソーリン(PP&M)  ここからギターソロ

9.群衆の中で

10.ロンド

11.Dream Dream Dream ここからバンドに戻る

12.入り江

13.雨がノックしてる (ここからエレキ)

14.SO LONG

15.GOODーBY昭和(ここからアコギ)

16.君について 

17.エンドレスサマー

第2部

18.流れゆく時のなかで   ピアノ弾き語り

19.夏の日の午後

20.ふと思うこと    アカペラでオフマイク

21.はるかなる思い  ギターソロ

22.憧れという名の汽車

23.Belive in our smile ここからバンド

24.オマエとあの娘

25.いいことあるさ

26.Keep on running

27.メインストリートを突っ走れ

28.のがすなチャンスを

29.一億の夜を超えて

30.燃ゆる心ある限り



アンコールー1

31.愛をよろしく  バンド

32.歴史は夜作られる

33.Save The Love

34.でももう花はいらない  ギターソロ

35.いくつもの星の下で


ダブルアンコール

36.Run away

37.のがすなチャンスを


15分間の休憩を挟んで、17時10分開演で終わったのが20時50分。3時間半のライブでした。今回は、前回横浜での公演が好評だったので、来れなかった人に聞いてもらいたいと追加公演を決めましたが、2回とも聞きたい方が多いみたいで、今回も満席になりましたと初めの挨拶で話していたので、基本的には前と同じ。といいつつ一部変わっていました。


 変わったところは、第1部は20才の頃が無くなって、大阪で歌ったPP&Mのア・ソーリンが入る。第2部はいいことあるさの場所が変わったのとサンクチュアリーがはるかなる思いに変更。アンコールは汐風の中でに変わって歴史は夜作られるが入るところが変更点。歴史は夜作られるのイントロが流れたときの客席の反応が物凄かったです。


印象に残ったMC

・昔PP&Mのコピーをやってたとき最初はおおまかだったけど、だんだん細かいところまでこだわるようになりました。レコードをテープにとって半分の速度で再生しながら確認していきました。最初のオフコースは3人編成で2人がギターで私はウッドベースだったけど、2人にコードを教えたのは全部私です。あの頃ベース弾いていて、ギターを弾きたいなとずっと思っていました。


・ソロになったとき、どんな形で行くか明確ではなくて、阿久悠さんや秋元康さんなどの作詞家に詩を頼んだり、一人芝居をやったりいろんなことをしてきました。今一人芝居をやれと言われてもやりませんが、全て今の歌に生きている経験だと思っています。


・還暦を迎えて何か変わったかと聞かれますが、何も変わったところはありません。学生時代に曲を作って、歌を歌うんだという気持ちに変わりはないですね。


・(燃ゆる心ある限りを歌う前に)この曲は40代の時に男40という歌詞で曲を作って、50を過ぎて男60になりました。男70になっても歌い続けていくので、いつまでも応援よろしくお願いします。


・(青春を歌う前に)みなさんに聞きたい曲のアンケートを聞いているのですが、皆さんが聞きたい曲と私が歌いたい曲が違っていて、歌いたい曲がかなり下位にいたりします。次に歌う曲はアンケートではあまり上ではありません。曲は青春。(といったら客席から拍手が沸きあがって) 今日のお客さんは好きな曲なんですね。


・アンコールで、横浜と大阪のアンケートにバンドスタイルで聞きたい曲を聞きました。絶対出来ない曲のリクエストも多かったのですが、その中からオフコース時代の曲をやってみます。この後歴史は夜作られるのイントロが流れて、会場全体からおぉという声が上がる。



 康さんのバンドライブはかっこいい。今回はG列左サイドの通路席で、サンケイホール特有のセンター花道のすぐ近く。見やすい位置でライブを満喫できて、満足でした。


 70年代フォークヲタの凄さを感じたのがダブルアンコール。出てくるのを想定しているのでしょうけど、客電付いて、放送がかかってもアンコールの手拍子がやまない。ちゃんと答えてダブルアンコール。他の人のライブでも見られる光景だけど、長年築かれたファンと演者のいい関係ということかも。


>九州男さん
 アイドルでも音にはこだわることがありますから。alanが私の理想形かもしれません。最低限の音へのこだわりは持っている人を応援したいと思いますし。
 まだ必死になって3ヶ月ですが、alanにはいい方向で覚えられているみたいで、イベントが楽しいです。