笠松競馬

 日曜日は久々に笠松に行ってきました。笠松競馬は今回で3回目。競馬場はあまり変りはありませんでしたが、馬のレベルが随分落ちていました。経営危機で賞金を減らして、下級条件だと1着賞金16万円、ちょっとクラスが上がっても18万円。これは厳しい。


 以前訪問したときは、騎手と馬のレベルは地方でかなり高いほうで、中央の重賞で勝ち負けする馬も毎年のように出ていた。不況になって賞金が下がる→馬のレベルが下がる→売り上げが落ちる→賞金が下がるの悪循環で馬のレベルもかなり落ちている。レベル的には廃止された中津や上山に行った時に見た馬と同じ。中央競馬で付いて回るだけのレースをしていた馬がいきなり通用してしまうレベル。

 客が入るはずの日曜日なのに、レースは9Rしかなく、ほとんどが下級条件戦。全部未勝利馬ばかりで、競馬新聞の成績欄で掲示板すらない馬ばかりのレースもあったりする。最終が15時20分出走でレースが終わってしまい、その後は佐賀競馬のメインと最終の2Rを発売。実質のメインは佐賀のレースといった感じ。


 騎手も安藤勝騎手、柴山騎手がJRAに移籍、川原騎手が園田へ移籍し、安藤光騎手も今回JRAの1次試験を通って、2次試験に受かればJRAに移籍することとなるなど、流出が続いている。数多くの名馬を生んだ笠松にいつまでも頑張って欲しいとは思いますが、よほど景気が良くならないと厳しいと感じました。