ニュースを見るとこれでいいのかなと思うことが多い。
高速道路の無料化が発表されて、地方の利用者が少ないところを実験として無料化するとのこと。これは車に乗らない私たち家族には意味が無い。地方に住んでいると、無料化よりも先にやるべきことがあると思う。高速道路で最近多くなっている逆走、アクセルとブレーキの踏み間違いなど老人の事故が多くなっている。地方では路線バスの衰退で車に乗らないと生活が出来ない。これに高速無料化が行われると、高速バスの利益で支えている地方のバス会社の運営が厳しくなる。市町村が走らせているバスしかないというところもかなり多くなっており、財政の弱い市町村では一般交通機関が無いところも出ている。車を運転しなくても安心して生活できるようにするほうが先決のような気がするのですが。
国土交通省が伊丹空港の廃港検討を始めるとのニュースも。中身を見ると小牧みたいな形で残るように見える。元々騒音問題で、廃港するはずが、地元の意向で残されたと記憶している。日本唯一の２４時間営業の空港である関西空港が発展しないのは、不便すぎるから。伊丹を無くして、東京ー大阪の移動は新幹線に特化するというならわかるけど、羽田ー伊丹のドル箱路線無しで航空会社の経営がきつくなるでしょう。しかし、問題があると検討するのではなく、空港、新幹線、高速道路を総合的に検討して、作るという政策が必要ではないかと思う。空港は主要都市のみにして、高速道路と鉄道をメインに整備すればいい。三点セットみたいに揃える必要は無い。これから東北新幹線や北陸新幹線の開通でいらなくなる空港が出てくるはず。総合交通政策を良く考えないといけないのではないかな。
相撲協会理事選挙で、立浪一門と二所ノ関一門から造反が出て、貴乃花親方が当選。立浪で造反者を探して、安治川親方が名乗り出て、退職する騒ぎになったけど、これ以上騒ぎになると影響が大きいと判断したのか、退職を翻意。あと２人いる造反者の追及もしないでしょうね。これで相撲協会も変わるのかな。
