香港遠征

 土日で香港、滞在時間24時間無いと言う普通では考えられない遠征をして帰宅しました。

 先乗りしている友人からメールがあって、最高気温21度と東京とはかなり違うよう。春用で行こうかと思っていた服装を初夏向けに変更。成田までは寒いので、防寒着で行くことにしました。


 土曜日に成田エクスプレス1号で成田空港へ。一昨年の韓国ツアーでは猛烈に混んでいた出国審査があっという間に終わってしまう。かなり時間があったので、友人とさくらラウンジで朝食。国際線ラウンジは初めて利用しましたが、ホテルの朝食バイキングくらいの食事は出来るし、朝から飲み放題。結構食べて、朝からビールやワインを飲んでから搭乗。マイレージ利用ですが、エグゼクティブクラスなので、優先搭乗。搭乗開始時間に搭乗口に行くと待たずに搭乗。
 飛び立つと、おつまみと飲み物が出てくる。かなりいろんなものが選べて、スペイン産赤ワインを選択。無くなると継ぎに来てくれるので、調子に乗って飲み続け。その後食事が出てきて、食事しながら相変わらずワインを飲んで、結局5杯ほど頂いて、あとは寝てました。


 香港空港には予定より早く到着。空港内に鉄道が走っていて、メインターミナルへ。混雑した入国審査を済ませて、空港快速で香港へ。これは快適でした。その後バスでホテルに入り、ビクトリアパークのマラソン登録のところに行くも定員一杯で断念。ただ、香港は大気汚染がまだ残っていて、喘息持ちの私は外を歩いているだけで咳き込む。10キロ走ったら途中で発作を起こした可能性もあるので出なかったのは良かったかもしれません。ここまで空気が汚いとは思いませんでした。


 あとは2階建て路面電車に乗って、ガイドブックに無いような地元の中華料理屋に適当に入って夕食。その後ビクトリアピークに上って香港の夜景を見物。建物の高さが猛烈に高くて、すぐ近くに建っている感じで、綺麗な光が見られる夜景とはちょっと違っていました。山に登るアジア最古のケーブルカーがすごく混雑していて、乗るのにかなり時間がかかりました。
 その後ホテルに戻り軽く飲んで就寝。


 日曜日は早起きして、マラソンの出走に向かうランナーを沿道から見る。大谷さんが見つかって声をかけて、ちょっと会話が出来ました。10キロはバイパスを走り、スタート地点はランナーしか入れないので、断念。その後沿道で応援しようと思って移動するも高架のバイパスを走るので、応援はほとんど無理でした。この当りは調査不足でした。

 遅れてゴール地点に向かおうとしたら途中で走り終わった柴田さんとすれ違って、声をかけることが出来ました。その後ゴールして戻ってきた大谷さんを見つけて、その後うろうろしてたら村田さんと大谷さんとすれ違ってハイタッチとある程度の成果はありましたが、斉藤さんとは会えなかったし、今回は走らないと意味が無かったと思います。


 マラソン見学が終わって、適当にやっている店で朝食。後はホテルで休憩。日本のテレビをやっていて、マジレンジャーの中国語吹き替え版を見る。筋を覚えていた回だったので、中国語ではこういうのかと興味深く見る事が出来ました。


 後は適当に昼食を食べて、香港空港に向かい、またラウンジで飲んだくれてから搭乗。今回は大吟醸の日本酒が上手そうなので、頼んだら1号瓶でくれて、香りも味も言うことなし。その後食事の時には白ワインに切り替えてまた飲んだくれ。成田空港には時間より早く着いて、エグゼクティブは先に降ろしてくれるし、荷物も今回は預けなかったので、入国審査もあっという間に終わり、荷物のチェックもなしに出てきました。帰りはJRにしようかなと思ったら快速は1時間後、成田エクスプレスも30分後なので、すぐに出るスカイライナーで日暮里に出て帰宅しました。


 今回はマイレージを利用して、燃油サーチャージ、入国税、ホテル代、香港での移動と食費などで3万程度で済みました。食事も香港のジャンクフードばかり行ったので、香港内でのホテル代以外の支出は7000円ほどで済んでしまいました。安くて美味しいくて珍しいものを食べられたので、そちらの面では満足でした。


 今回の遠征は、今年消費しないと期限切れになるマイレージが5万マイルもあるので、使ってしまえということで強行した遠征。ある程度の成果は残せましたが、中途半端に終わりました。来年も香港マラソンに出るとしたら、出走も含めて考えないといけないのですが、私の体を考えると香港で走るのは無理。ひどいとは聞いていましたが、大気汚染が高度成長期の東京みたいな感じ。歩いている時も緊急用の発作止めを持っていないとならない環境は厳しいです。来年も今頃期限を迎えるマイルが3万くらいあるので、今回同様に負担が少なくて行くことは出来るけど、香港はあまり行きたくないです。