政治の話

民主党代表選挙が開始され、自民党総裁選挙がまもなく開始。橋本大阪市長率いる大阪維新の会も動き始めた。


 民主党代表選挙は、野田代表対反野田で鹿野、原口、赤松の対決。反対派が分裂しているので、野田君が勝てるのかな。次の衆議院選挙で大敗して、下野するのは確実でしょうから代表に積極的になりたいと思っている候補は少ないと感じる。マニフェストに書いてないことだけやって、あれだけの数の除名を出して党を分裂させてもなんともないのが不思議。


 自民党のほうは、次の選挙で勝って総理大臣になれる可能性が高いから必死。谷垣総裁が出馬を断念するというのも野党から与党に戻れそうな時で前の河野総裁でも同じことが起きている。石破君、石原君、町村君、安倍君、林君あたりが出馬しそうなのかな。参議院議員の林君の可能性は無いと思う。小選挙区で落選した町村君も地元の支持がない人に総理の資格はないと思う。安倍君は、まともなんだけど、前回病気で投げ出したばかりなのが気になる。石原君は、長老の受けはいいみたいだけど、幹事長が総裁を裏切っている時点で信用出来ない。消去法で行くと残るのは石破君。防衛以外に不安はあるけど、この中ではましかな。



 大阪維新の会には国会議員7名が合流して、政党要件を満たす形で衆議院選挙に臨むことになる。7名のうち民主・自民からの4人とみんなの党からの3人は事情が違うような気がする。松野君、石関君、松浪君の衆議院議員3名は、すぐに選挙が行われる可能性があるし、民主党参議院議員の水戸君も来年改選を迎える。この4人に関しては選挙で当選しやすくするのが目的でしょう。みんなの党からの3名は2010年の参議院議員選挙で当選した議員でまだ4年任期が残っていて、今の時点で移籍の必要は無い。こちらの3名は、かつて国民新党から新党日本に長谷川君がレンタル移籍したのと同じで、政党要件を満たすための移籍のような気がする。少なくとも選挙目当てではない。衆議院議員選挙が終わって、維新がある程度議席を取れたらみんなの党に復帰かなと思っています。選挙で直接選ばれている選挙区選出ではなくて、比例選出3名というところにも戻るという選択の可能性の高さを感じている。渡辺代表と橋本市長が相談して決めたのではないのかなぁ。



 谷垣総裁の退陣で、近いうち解散の約束が反故になって、野田君も負けたら完全に無くなる。解散時期が遅くなって、民主党政権が続くことが一番の問題かも。