j住宅と寮

 国の見直しに合わせて、緊急時対応以外は、住宅や寮の入居を認めないようになり、戸数を減らすとの方針が。


 国で問題になっているのは都内の宿舎。東海村みたいな不便なところで賃貸で借りられるほどの住宅があるわけがない。自分で探すなら東海村よりも便利な水戸や勝田に住むに決まっている。都内と原子力施設立地地域を同じに考えるのが常識はずれ。東京みたいにいくらでも賃貸があるところと状況が違う。しかし、今の世の中って○か×の2つの答えしかないのかね。地域の状況があるわけだし、すべてがダメというわけではないと思うんだけど。


 この影響で、築50年の独身寮の改築計画が取りやめになった。地震でほとんど被害はなかったけど、ベランダからコンクリート片が落下したり、支柱が腐って危なかったりと限界が来ているのも事実。風呂もお湯が出ないことがしばしば。水で頭を洗うこともたまにある。普通の生活ができるレベルを維持できていない。国への右へ倣えだったら独立行政法人の意味が無い。少しは独自性を破棄することが出来ないのかな。


 ただでさえ東海村在住者が少なくて、点検対応が大変なんだから東海に住みやすい環境整備をするのが当たり前だと思うのは間違いなのかな。