鉄カメは鉄道ファンではない

「あすか」の撮影で、鉄カメが線路内に入って列車の運休まで招いたとの報道がありました。鉄カメ特に沿線に三脚立てて撮影しているのは、鉄道自体が好きなのではなく、被写体としての鉄道に魅力を感じているだけ。本当に好きなら運行に支障をきたすことなどするわけがない。この連中のほとんどは、車で移動しないと効率的な撮影は出来ないし、動けないから鉄道を利用しない。鉄道会社にとって、利益にならない上に妨害する余分な存在でしか無い。鉄カメは、乗り鉄など他の鉄ヲタとは人種が違う。同じカテゴリーに入れないでほしい。


 富士・はやぶさの時は、倒れた三脚を直そうとして、貨物列車にはねられて死んだのも出ていた。撮影禁止にするくらいの対応をしないとならない時期に来ているように思う。
今回みたいに注意に従わない人間は、鉄道往来妨害で検挙してもいいと思う。そのくらいやらないともっと悪化していくような気がします。国鉄時代みたいに日本全国同じ車両を走らせるのが一番効果的かもしれません。


 マスコミによると鉄道がブームになっていて、鉄子と鉄ドルとかいろんな事象が報道されている。物心ついたころから鉄道好きで、40年くらいこの世界にいると、今のブームは作られたもののように感じている。廃止される列車、廃止される路線、ジョイフルトレインには大挙して押しかけるけど、日常の鉄道に乗っているのは減っているように感じている。用も無いのに鉄道に乗って出かける先駆者である内田百輭氏、宮脇俊三氏が今の状況を見てどう思うのだろうか。ただ日常走っている鉄道に乗ることが好きというのが鉄道ファンの原点。マスコミに煽られて変な形でブームになっているのが心配です。今のままだと鉄道ファン=ルールを守らない屑になりかねない。
 鉄道ファンが白眼視されない世の中に戻って欲しいです。まだ根暗で人付き合いが出来ない別の種別の人間と思われていた頃のほうが良かったような気もしています。