フィクション

 朝青龍の事件で話題にならなくなったけど、貴乃花親方が当選して、大島親方が落選した相撲協会理事選挙。


 立浪一門から2人、二所ノ関一門から1人寝返ったとなっていて、立浪から安治川親方があぶりだされたけど、10人しかいない中他が見つからないのが不思議。二所ノ関一門は探している様子が無い。このあたりから推測してみると、こう考えると意外としっくり行くなと思ったので、ブログのネタに。


 今回想定どおり増えも減りもしていないのは時津風高砂連合の30票のみ。貴乃花+3、出羽の海一門+2、立浪一門−2、二所ノ関一門−1。出羽の海は無所属の高田川、千田川が+と言われているが、貴乃花と指導方針で対立して、実質破門のように飛び出した元安芸の島の高田川親方は貴乃花に入れることはないでしょうが、自分も一門の意向に反対して、高砂一門を飛び出して、理事選に出馬して波乱を巻き起こした元前の山の千田川親方が貴乃花親方を支持しても不思議ではない。


 また二所ノ関一門は23票あって、2人当選には22で十分。他の一門に持っていかれるなら貴乃花のほうがまだいいと考えて、余った1票回しておかしくない。二所ノ関一門の票は、了解されての寝返りだから追及する必要が無い。千田川が貴乃花に入れるという情報でも入っていれば、9になれば決選投票になるから1を回す意味もある。


 貴乃花陣営は、9を固めたので、安治川に工作して寝返らせて10を確保。この動きだと納得できる。名乗り出てその夜に自分の所属する宮城野ではなく、大嶽部屋で会見している時点でつながりがあったと思われる。


 立浪の1票は、千田川の変わりに出羽の海に行っているから裏切り者が見つからない。理事長になる武蔵川は他よりも多い票が必要だし、このままだと1人が9になってしまう。そこで元々北の湖の弟子で、不祥事を起こしたときに理事長としてかばってもらった恩義もある金親宮城野親方北の湖に入れたと考えるとしっくりいく。


 安治川が一門の意向に反して、貴乃花に入れるのは相撲協会ではカンタンなことではない。ただ、所属している部屋の師匠が他に入れるのが分かれば寝返りを打ちやすい。立浪一門としても横綱白鵬が所属する宮城野の寝返りは追及しにくいし、一門が割れる可能性もある。


 私の脳内でのフィクションですが、案外理論構築が上手くいくので、書いてみました。想像で書いてますので、事実とは違う可能性のほうが高いです。ネタと思ってください。