ダイヤ改正

 3月に行われるJRグループのダイヤ改正が発表。今回は東と西がかなり大きな改正で、北海道は改正無し、九州は新駅開業と一部のダイヤ変更程度、四国も改良が終わった牟岐線関連中心で大きくない。東海は、のぞみにN700を大量に導入し、時間の短縮くらい。


 東日本は、NEXに新車投入。横須賀線武蔵小杉駅が完成。東京巡回ラインとのことで、横浜線武蔵野線の本数増など。京浜東北にE233がかなり導入されるので、車両の勢力図は変わってきそう。


 一番大きいのが西日本。夜行の北陸と能登が廃止。北陸新幹線開業まで持つかなと思っていたのですが、車両の老朽化でそれを待たずに廃止。多客期に夜行急行を走らせるとのこと。改正のたびに姿を消している夜行列車がまた消えることになりました。新幹線開業前の夜行列車のダイヤを覚えているし、かなり利用した人間としては、上野から出る夜行がカシオペア北斗星、あけぼのの3本になってしまうのは物凄く寂しいです。札幌行きの2本は出る時間が早いので、本来の夜行はあけぼののみ。あけぼのも車両の老朽化という点では変わりがないし、東北新幹線の延伸で危ないかもしれない。上野発の夜行列車が夢の世界になってしまうのも時間の問題かもしれません。


 他にも大糸線にキハ120が投入され、キハ52が廃止。発表はないけど、高山線のキハ28、58ももしかするとと思っています。国鉄の末期に大量に導入されたキハ40系列以降を別とすると、国鉄型の気動車は、特急用のキハ181(はまかぜのみなので、これも時間の問題。)、上記大糸のキハ52と高山のキハ28、58、久留里線のキハ30、37くらい。新車導入の話も出ておらず、首都圏にありながら近代化されていない久留里線が最後まで残ることになるのかな。普通用の気動車は、20系列が当たり前だった世代なので、ついに全滅するのは寂しい限りです。


 北陸線雷鳥の485も置き換えが進んで1往復に、521の運用範囲も広がるので、旧来の車両に影響も出そう。国鉄時代の懐かしい車両に乗れる楽しみがあった北陸線も新車になってしまいそうです。

 他にも嵯峨野山陰線京都―園部間の複線化完成、のぞみの博多行きの増加などがありました。山陰線の複線化は、やっと出来たかという感じ。亀岡に友人がいるので、ちょっと便利になるかな。