ゼロの焦点舞台挨拶と恋するハローキティ

 書いているのは15日の朝。昨日はゼロの焦点舞台挨拶と真野ちゃん主演舞台恋するハローキティの夜公演に参加しました。



 前日に送別会があったので、東海泊まり。朝のフレッシュで上野へ。有楽町へ移動してTOHOシネマズ日劇で10時50分からゼロの焦点の映画鑑賞。松本清張は好きな作家の1人で当然ゼロの焦点も読んでいるし、犯人も分かった上のでサスペンスでしたが、しっかり作られていて面白い。原作を読んでいない一緒に見ていた友人は、意外な結末に驚いていました。原作がしっかりしている作品は分かっていても楽しい。犯人は書いちゃいけないと挨拶で言われたので、書きませんが、清張生誕100年記念で作られた作品で、清張も時代のかなたになってしまったのかなと自分の年も感じてしまいました。


 映画が終わって、舞台挨拶。客席後ろから広末涼子さん、中谷美紀さん、木村多江さん、西島秀俊さん、犬童一心監督の4名が歩いて壇上へ。通路際だったら握手にも応じてくれていたので、奥の席だったのはちょっと失敗でした。映画の感想など次の上映を控えているので、短い時間でしたが、久々に広末さんに会えたし、ずっと一度お目にかかりたいと思っていた木村さんにも合えたので、かなり満足でした。


 広末さんは、アイドルの世界から足を洗っていた私をこの世界に引き戻した子。この子が出なければ、競馬おやじになっていたはずなので、良かったのか悪かったのか。今の状況を考えると良かったのかな。


 薄幸な女性を演じたら右に出る者がいないと思っている木村多江さん。綺麗な方で一度生でお会いしたいなと思っていました。本当に綺麗で、今日は参加してよかったです。


 挨拶終了後真野ちゃん舞台へ。11月はメロンで何かあるかなと思って空けてあって、FC先行では申し込まずに友人がチケットあまらせたので、土曜夜と日曜夜の2公演のみに参加。メロンの舞台で今回脚本を書く坪田さんの作品が私に合わないと感じていたのも参加をしなかった大きな理由です。


 席はC列37番。出入りに使う広めの通路のところで、それも一番後ろ。出入りで横を通るし、ラスト近くにはすぐ横で真野ちゃん後ろを向いて泣いている演技をするところがあって、泣き顔を見ることが出来るのはほんの数人。この席はあり得ない席でした。


 筋もキティちゃんが人間になって学校に行って起こる出来事。人形が人間になった素直な女の子を演じる真野ちゃんといじめ役のかにょんが秀逸。


 これまで面白いと思わなかった坪文の脚本も今回はいい。これなら何回か見てもいいかなと感じました。メロンや他の人が出ていた舞台脚本の1回見れば十分という舞台とは違うものでした。チケットの都合上あと1公演しか参加できませんが、もう少し見ても良かったかなと思っています。神席で見てしまったから他の席でどうかなとも思いますが、楽しみにしたいと思います。