茨城国際空港とドラフト

 3月11日に開港がほぼ決まり、就航予定も公開されました。仁川行き1往復のみで、このままだと日本唯一の国際線だけしか就航しない空港になりそう。ハブ空港が話題になったけど、結局仁川のハブ化に貢献することが目的の空港になるのかな。茨城空港のオフィシャル見ても、開港時には赤字が確定的で、徐々によくしていくみたいなことが書いてある。百里基地の増強をするのが目的といっても過言ではないでしょうから、滑走路は無駄ではないのかもしれませんが、空港ターミナルは無駄な投資になるのは確実。羽田に滑走路を増やして、成田の滑走路を延長して、その上茨城を作るほど首都圏の航空需要って大きいのだろうか。私も航空機を結構使うようになったけど、安価な料金設定が行われたからであって、以前は鉄道のみで移動していた。


 JALの状況を見ていると、もしも国内線が就航するとしてもANAの単独しか考えられない。シングルトラックで、新幹線との競合も無いとなると、割引運賃の設定額はそんなに低くならないでしょう。実際ダブルトラックで新幹線との競合もしている羽田ー岡山とシングルトラックで新幹線との競合もない羽田ー鳥取、米子、出雲との価格差を見てみると羽田まで片道4000円程度で行ける茨城県北部でも安く飛行機を使えることにはならないような気がする。茨城に住んでいて使えそうもないなと思っている時点でいらない空港のように思います。

 八つ場ばかりが話題になるけど、その後に垂れ流す赤字をも考慮すると茨城も止めるべきじゃないのかな。首都圏の航空需要が多いのではなくて、羽田の需要が多いだけ。いい数字だけ並べてそれを根拠にするやり方を見直すいい機会だと思う。政権変わったことがいい機会だと思うけど、無理みたいですね。



 ドラフト会議は、菊池に9球団とか言われていたけど、オリックス、ロッテ、ソフトバンクが回避して6球団。西武はクジに強いですね。今村と堂林の2人を取れた広島が良さそうな感じ。オリックスが即戦力の投手のみ、ロッテは右打ちの野手中心が目立つかな。即戦力が多いかと思った横浜が高校生中心は意外でした。