舞台について

 UNO−Rについていろいろと書いたけど、メロン記念日が主役クラスで舞台に出るようになって、初の主演舞台だったガールズナイト、村田さんだけの出演だったけど、新藤恵美さんや倉石功さんなどテレビに出ている俳優さんが出ていた女たちの維新史、柴ちゃんが出演したベテラン役者ぞろいだったシニアグラフィティなど初期段階の舞台は、広い会場でメロンヲタ以外の舞台好きな人も見に来ていたし、アップフロント系列ではなかったので、特別扱いされていたわけでもなかったので、いい経験になったし、見に行った私も満足度が高かった。


 それがアップフロント主催の小劇場系になったらメロンの役割は客寄せの手段。メロンの4人ありきで作られた脚本に劇団員が絡むという形が多くなってきて、4人の役柄がそんなに変わらない舞台ばかりになってきたように思う。


 また、困ったときの村田頼みが当たり前になってきて、笑えるところは村田さんのアドリブというのも頻発している。脚本がしっかりできていて、稽古も十分に積んでいれば同じセリフでも飽きないはず。実際有名舞台で何回も再演されているのも多いし、柴田さんが出たネムレナイトは変にいじらなかったけど、面白かった。確かに村田さんは、筋を壊さずに面白くするという演技はすごく上手いし、よく自分で考えて演じるから使いやすいのは分かる。これもあくまで飛び道具であって、常態化しているのもどうかなと思うし、ガールズナイトみたいなシリアスな村田さんというのもあっていいと思う。今後も舞台を続けるのならもっと幅広い役柄で他の舞台が好きな人が見に来る場に出ないと意味がない。そろそろ小劇場系の舞台は卒業でもいいのではないでしょうか。