猫目倶楽部公開ゲネプロ

 行ってきました。これからもあるので、内容の詳細は書きませんが、個人的な感想を一言で言うと、久々につまんない舞台でした。


 ストーリー展開が平板すぎで、勧善懲悪物なのに緊迫するところも無ければ、面白いところも無い。だまされる方は簡単にだまされてしまうし、悪人もすぐに改心してしまう。舞台も短くて1時間20分。それが長く感じられるくらい変化に乏しい内容でした。短い時間の間に3つの事件が発生して、解決してを繰り返す。20分ほどで悪人が1人改心する。30分番組を3本やっているような感じがする舞台でした。これだったら同時並行で2つの事件を演じて、最後に大きな事件にたどり着くような形のほうが良かったように思いました。


 大きな悪の組織があるという設定ですが、雑魚2匹と指示するのが1人改心するだけ。仮面ライダーに例えるとショッカーの黒戦闘員2人と赤戦闘員1人をやっつけて、怪人にはたどり着かずに終わってしまったような感じ。


 ゲスト斉藤さん、岡田さんが三好さんにムチャブリするのが唯一笑えるところ。ここはアドリブ劇のようです。


 これまでの舞台では、アンケートに感想などを書いてくるのですが、書くほどの内容もない。疑問に思うことも、感じることも無い。先日見たゾンビがあまり面白くないと思いましたが、これと比べてもかなり差がある舞台でした。私に合わない舞台ということだけかもしれませんが、これまでの長い人生で一番面白くなかった舞台といっても過言ではないかも。


 三好さんは頑張っていたし、椎名法子さんも出ていてこの内容は無いような気がしました。