特別会計

 今道路特別会計がいろいろと話題になっている。特別会計は他にもたくさんあって、小泉政権でかなり整理はされてのですが、まだ残っている。


 道路の話題を見ていると、以前国鉄破綻の原因となった我田引鉄が、今は我田引道になっているだけで、政治家と地元の関係に代わりは無い。空港といい道路といい狭い日本にこれ以上必要なのだろうか。道路族の議員の皆さんが言うように本当に必要であれば一般財源から支出すればいい。特定財源なんていうシステムに固執しているからおかしなことになっている。


 私は独立行政法人所属で、改革前は特殊法人だったから特別会計の恩恵を受けている。予算を消化しないといけない仕組みで、余らせないようにしている。普通は節約して余らせれば褒められるのに、余らせると怒られる。契約を担当していたときに競争にして安く上げたら、また伝票起票しないとならなくなったと文句を言われたこともあった。無理に使わないといけないので、道路では、厚生機器なんかを購入しているのが出ていましたが、使わないパンフレットを毎年のように作ったこともある。


 旅してみると、立派な道路が整備されているところが結構ある。道路が整備されて、顕著な変化は、鉄道の乗客減少。あとバスの利用者減少。地方では自治体がバスを走らせないと、維持できなくなっている。そのため高齢者が車を止められない。道路を作るだけではなくて、その後になにをすべきかも含めて検討する時期なのかなとも思っています。とにかく国会議員と官僚のあたまが固すぎるのと、時代についていけないのが問題かもしれませんね。


  たまにはアイドルでも鉄道でも競馬でもない話題を書いてみたりしました。