かば千秋楽

 昨日も2公演見てきました。席は昼がA列4番、夜がB列16番と左右対称の席で、まあ近かったので、いい席でした。

 舞台のほうは、千秋楽もあまり変わらずに丁寧に演じられていました。ただ、時任を追い出す理由を説明する台詞が飛んでしまい追い出すほどの理由なのかが理解できない。この部分は言い直してもかまわないからちゃんと説明しないと話が続かない。寺岡役の女性は、ほとんど間違わないのだけど、台詞を忘れると固まってしまって、そこを飛ばしてしまう。他の人は事情を知らない設定なので、フォローが出来ない。そこだけだったので、かなり残念でした。


 前にも疑問点を書いたのですが、他にも結構あったりします。私の母親が四姉妹で、一番下の私の母でもまもなく金婚式を迎える。でも毎年集まっているし、一緒に旅行に行ったりしている。男兄弟の場合は疎遠になることもあるけど、女だけって団結が強いと感じている。舞台の中の四姉妹も仲はいい。それに父親の元を離れて一番長い長女でも10年程度。それなのに親父がなにやっているか分からないとか姉妹で集まらないという設定が考えにくい。


 重箱の隅をつついてばかりいてもなんなので、かばという舞台を見て、私は家族や親族に恵まれているんだなと感じました。24年前に就職して、茨城勤務だったので、実家を出て、一時期東京勤務で実家から通いましたが、12年前にマンション購入して、完全に独立。といいつつ実家には結構頻繁に行くし、弟と遊んだりしている。両親と3兄弟(男・女・男)で飲んで語るなんていう家は珍しいのかもしれない。当たり前の幸せを大切にしなさいと舞台見ていて言われたような気がしました。

 今晩も実家にお酒が来たから飲みに来いという連絡が来たので、帰りに寄る予定だったりします。