鉄道と競馬

 アイドルと3本立ての趣味ですが、競馬と鉄道は1人でも遊べるし、アイドルみたいに旬は無い。JRは全部乗りましたが、私鉄は時間を掛けて大手や新規開業路線は、あわてずに定年後も引き続いて乗ればいいかなと思っていました。競馬も同様で、のんびり楽しんで旅の目的に出来ればと思って、さほどあせって回っていませんでした。


 しかし、中津競馬が元農林官僚の鈴木市長の蛮勇で一気に廃止され、それがきっかけで、一挙に全国の赤字競馬場に波及して、益田、上山、足利、宇都宮、高崎、三条、県営新潟とばたばたと倒れはじめました。廃止された競馬場はすでに訪問していたので良かったのですが、行っていない旭川、北見、帯広の3場も道営とばんえいの経営状況からいつなくなってもおかしくない。特に北海道経済の冷え込みは他より厳しい。早く行かないとならないと思って、昨年夏に道営旭川、秋に北見、冬に帯広に遠征して、残りの競馬場も訪問しました。

 中央競馬と違い、客数も少ないし、年齢層も高い。どこの競馬場も先行きは不安。廃止のうわさが出ていた高知、笠松、道営も当面の存続が決定。残っている競馬場も南関東以外はいい状況ではない。2月、3月はメロンのミュージカル以外は週末に予定は無い。騎手の流出が止まらない笠松、アラブ中心の競馬を唯一続けている福山、ハルウララの引退後かなり不安な高知などに行ってみようと考えています。


 競馬といえば、高崎競馬廃止前に協力を申し出て話題になったけど、結局何もせずに廃止に追い込み、高知競馬に協力を申し出て走らない馬「ホリエモン」を移籍させただけという野球以外にも話題になるだけに使っていたライブドアの堀江君が捕まりましたね。マスコミをうまく利用して宣伝費を掛けずに宣伝をするのはうまいなと思ってましたが、虚業の部分のカラクリが露見したみたいですね。別につかまってもなんの感想もありませんが、テレビ東京とNHK教育とフジ以外は全部ずっと放送するほど大事なの。耐震偽装のほうが大きな問題だと思うのですけど。


 今回はフジが関係あるから報道してませんけど、なんで日本のマスコミって右へ倣えばかりなの。全国を揺らがせる大問題なら別としても、今回は1企業の問題。影響を受けない人間のほうが多いし、大事故のように全国民に知らせなければならない問題でもない。どこか1局だけやればいいのでは。ちょうどテレビ東京がちょっと関心ある番組なので、良かったです。しかし稲垣潤一さんのバックでギターを引いている人の顔見て名前が分かってしまう私って。趣味の広さをまた感じてしまいました。