フォークジャンボリー岩見沢

すごく楽しかったです。

前日の天気予報では曇れば上々で、雨が降ってもおかしくない。朝起きるとなんと晴れ。岩見沢でも晴天で、かなり日焼けしてしまいました。


時間どおりの14時30分開演
オープニングアクトに北海道の新人アーティストと聞いていたのと、開演前にその子達だけ音合わせをしたので、最初に出ると思っていたところ、いきなり出演者全員で「あの素晴らしい愛をもう一度」。


1組目が中村あゆみさん。ギター演奏だけで歌う「翼の折れたエンジェル」で始まって5曲。離婚して復活し、積極的にライブ活動を行っているようで、ストリートライブもやっているとのこと。ダミ声は健在でした。


2組目が猫。このグループは私がフォークの世界に興味を持った30年前には解散していて、レコードでしか聞いたことが無い。メンバーが1人亡くなって、3人で再結成。「各駅停車」「地下鉄に乗って」を初めて聞けて、満足。


3組目が伊勢正三さん。風が大好きだった私が今回一番楽しみだったアーティスト。最初が「ささやかなこの人生」、「なごり雪南こうせつさんとかぐや姫時代の「22歳の別れ」などで久々に正やんのギターテクも見る事が出来て、非常に良かったです。


4組目が杉田二郎さん。伊勢さんのラストの流れで、杉田さん、伊勢さん、南さんでシューベルツの曲を競演。これこそこういう機会でしか見れない組み合わせ。BEGINの曲や自分の曲を歌う。フォークには珍しい低音の太いボーカルが健在。

その後北海道出身のアーティストのコーナー。高校生の笹木勇一郎君、女性3人のZAQ、全道市町村ツアーをやっている松本大地さんの3組。笹木君はかなり緊張していたようですが、曲はいい曲でした。ZONEの事務所所属のZAQは何回か見たことがありますが、完全AWAYで良くがんばっていました。松本さんは北海道出身のアーティストのカバーを歌っているとのことで、中島みゆきさんの曲を歌っていました。歌がかなりうまかったです。


5組目がカルメンマキさん。独特の雰囲気で、すごい存在感。歌っているのはちょっと怖い感じ。
「時には母の無い子のように」を本人も封印していて久々に歌ったらしく、生で初めて聞けました。


6組目がかまやつひろしさん。今回の最年長。我が良き友よなどちょっと歌詞があぶなくなりながら歌いました。


ラストが南こうせつさん。ソロの曲や妹など歌って、ラストは伊勢さんが入ってかぐや姫の再来にスペシャルゲストで松山千春さんが登場して、「神田川」ともう1曲歌う。この2曲だけの登場だったので、松山さんも歌わせてくれたらいいのにと思ってしまいました。

アンコールは、「夏休み」先日亡くなった高田渡さんを偲んで「自転車に乗って」、ラストは「戦争を知らない子供たち」。

これだけのメンバーの歌が聞けて大満足の5時間20分でした。それぞれのソロは30分の時間で選曲はまかされているようで、当日の天気で変えた人もいるなど自由な雰囲気。
生演奏で聞かせる名曲の数数。来年も行われるので、また参加しようかなと思っています。夏のいい1日でした。この内容で5500円は安かったです。