ハロプロパーティを振り返って

 ハロプロパーティ松浦亜弥キャプテン公演びわ湖をラストに終了しました。つまらないとか言いながら結局草加開幕、丸亀昼夜、高知昼夜、結城夜、新潟昼夜、豊中昼夜、神戸昼夜、びわ湖昼夜と14公演と全23公演の過半数に参加しました。


 カラオケ大会なので、セットについては不満。メロンがいつでも同じ曲ばかりなのも不満。あややが歌う曲もマンネリで不満。Wはこれまで見たことがなかったので、新鮮に感じました。


 もともと開幕前に草加、丸亀、高知、結城、豊中、神戸昼、びわ湖昼は確保済み。あとから追加したと言えるのは新潟くらい。3組が自分たちの曲を披露すると勝手に思って確保してしまったことが大きいです。


 セットは不満でしたが、コンサート自体には不満はなく、素直に楽しかったです。あやや&W&メロン記念日の3組が競い合って、いいライブになっていたと感じました。前半戦ではちょっと硬さも見えたのですが、後半に入るとWの2人が自由闊達に動くようになり、それに合わせるようにメロンもかなり自由に動くようになり、それぞれの個性も見えて、楽しさが増しました。


 私は今回のメンバーでは昨年までならあややが一番でしたが、今年に入ってメロンヲタ化が進行して、メロン中心にライブを見ていました。持ち歌でない曲を歌うときのメロン記念日の気迫がすごい。特に、「抱いてHold on me」での斉藤さんのダンスの切れ、「あなたなしでは生きていけない」での大谷さんと柴田さんの迫力には感服しました。
 お子様たちの元歌はCD音源で後から聞いたのですが、CDであの程度だと生はかなり厳しそう。ハロプロ内で歌唱力はかなり上位の大谷さんに本気を出されては勝負になるわけはないのですが、先輩の実力を後輩に示しているのを感じました。しかしこのツアー東京近郊がないので、お子様たちは見ていないのが残念です。


 また、この3組はそれぞれ特徴を持ちつつ、実力差はさほどないので、あややに食われることもなく、あややが手を抜くこともなく、とてもいいバランスでライブが出来ていたと思います。Wとメロンが本気のあややと互角に渡り合えることが嬉しかったりしました。


 Wについては、これまで全く関心がなかったのですが、面白いユニットですね。愛される天然ボケの辻ちゃんと見た目よりもしっかりしていて要所要所で存在感を示す加護ちゃんのバランスがいい。辻ちゃん過呼吸で倒れるということがあるためか単独でのコンサートはやらないみたいですが、Wはこれから成長する可能性を秘めたいいユニットだと思います。あやややメロンのヲタに見せるのではなく、もっと一般向けにアピールしたほうがよいのではないかな。単独コンで2人が好き勝手にMCするのなら見に行きたいかも。


 あややはどんな場面でもあややでした。存在感は違いますね。Wとあんなにうまくやるとは思っていなかったので、あややも他人を生かすことを覚えてきたかなと感じました。


 メロンは器用なユニットの特徴が出ていて、どんな曲でもそつなくこなす。これが、諸刃の剣で、今の状況を招いているような気もする。

 今回のキャプテン公演に参加してみて、単独コンのほうがいいに決まっていますが、今の状況を考えるとこういう方向も仕方ないのかもしれません。秋も引き続き同じメンバーでライブがあるので、参加します。しかしそれぞれの歌をたっぷり聞ける機会は復活して欲しい。メロン記念日単独で盛り上がりたいというのが正直な気持ちです。