ガイアの夜明け

 衰退していく地方競馬の特集。昨年末で廃止になった高崎競馬を中心の構成でした。トップジョッキーの1人の茂呂菊次郎騎手が自動車部品メーカーに再就職。私より1つ下という同世代で違う世界に行くのは厳しいでしょう。雪で最終日のレースが打ち切りになり、ファンから代替やれよと声をかけられて、代替じゃなくてずっとやりたいと答えていました。これが本音なんでしょう。

 ここ数年で、上山、足利、新潟、三条、益田、中津、高崎の地方競馬が廃止になり、宇都宮も今年度一杯で廃止が決定。笠松も同じ状況。他にも赤字で金沢も廃止を視野に入れた検討が始まっている。地方競馬の雄と言われ、芝コースの設置をおこなった盛岡も赤字で水沢と1場開催が検討されている。佐賀と荒尾の九州2場も実質統合に向かっている。ハルウララ人気で盛り返した高知も赤字に転落して予断を許さない状況。園田・姫路の兵庫県も1場開催の話も出ている。黒字の南関東と廃止の話題が聞こえてこない福山、名古屋、馬産地競馬という特殊事情もあって、なんとかしようとがんばっている北海道以外はあっという間に消えてしまってもおかしくない状況です。

 私は好きなものは生で見に行くというのが大好きな人間で、平日開催中心でなかなか行けない北海道の北見、帯広、旭川以外の競馬場は行ってレースを見たことがあります。不況により売り上げが減って赤字がかさんだための廃止で、仕方ない面もありますが、全盛期には財政に多大な貢献をした公営ギャンブルが衰退の一途をたどるのは寂しい限りです。

 私のもう1つの趣味である鉄道も廃止が相次いでいます。小泉内閣地方分権とか言って改革を進めるふりをしていますが、なんか小泉改革が始まってからいいことがないような感じがします。

>Mansellさん
 アイドルイベントの動員減少はかなり顕著で、一部の転売可能な人以外は惨憺たるものです。ぎっちゃんも特に目立った活動しているわけではないので、厳しいのは想定どおりでした。エスヲタといってもあさぎファンしか集まらないでしょうからこんなもんでしょう。