闘病記

香川・岸和田で普通に応援できたから今では笑い話ですが、先週はあせりました。

静岡・名古屋のライブ中に首や手がしびれたりして、疲れが出たのかなと思っていました。遠征から帰って月曜の朝起きると、気持ち悪いし食欲が無い。なんとか出勤して、昼間で仕事はしましたが、昼食後激しい腹痛に襲われる。我慢できなくなって、病院に連れていてもらう。痛みが激しくて、油汗を流して、座っているのもつらい。診察を受けると

医者:「小腸が腫れてますね。腸閉塞です。今すぐ入院して食事を止めて点滴で腸を休ませて、回復させます。」
私:「期間はどのくらいですか。」
医者:「最短で1週間。もっと長くなるかもしれません。」
私:「一人暮らしで準備してくれる人がいないので、即入院は出来ないのですが。」
医者:「では今日は痛み止めの点滴をして帰っていいです。明日入院の準備をして来てください。」

その日は自宅に戻り、水だけ飲んで、ひたすら寝る。翌朝多少楽になりましたが、無理だと思い、着替えなどを用意して病院に向かう。出かける時に部屋に張ってある
ごっちんのポスターに「ごめんね。香川・岸和田いけそうもないです。もしかすると当分会えないかも。じゃ行ってくるね。」と心の中でお別れを告げて、病院へ。

入院を覚悟して検査を受ける。ここで第1の奇跡が起きる。昨日は腫れ上がっていた小腸が半日でかなり良くなっている。医者も看護婦も驚くほどの回復。一晩でこれだけ好転した人は見たことが無いといわれた位の良化。入院はせずに自宅療養でOKになりました。

入院はしなくてもこの後2日間の試練が待っていました。とにかく腸を休ませるために出来るだけ食べないようにとの指示。朝晩おかゆのみ、昼は抜きで仕事。休めばいいとは思ったのですが、仕事しないで、週末に遠征するわけにもいかないので、気力でがんばる。1日の必要カロリーを充たしていないためかフラフラ。真っ直ぐに歩けないような状態でした。ここでがんばれたのはごっちん香川になんとしても行きたいという気持ちだけ。仕事して家に帰って寝るという生活をして、運命の金曜日。

金曜日に検査を受けて、香川に行けるかどうかが決まる。これまでより好転して、おかゆ生活を抜けないと遠征は不可能。ここで第2の奇跡が。火曜日の時点よりも状況は良化。週末はうどんなど消化のいいものなら普通の食事をしてもいいとの診断。これでなんとか遠征は可能になりました。

土曜日は朝起きて体調は悪かったのですが、香川行きを強行。なんとか会場に到着して4列目に入る。今回は無理しないでおとなしく見ているつもりでしたが、私が入った右サイドはすごく静か。ごっちんが直してくれて遠征に来れたんだし、ライブを少しでも盛り上げたいという気持ちになって、結局いつもと同じように飛んで、踊って、声援を送りました。会いたいという気持ちで良化しただけに、ごっちん見たら、病気のことなんかすっかり忘れて、いつのまにか完全に直ったような気分になっていました。

香川・岸和田で思う存分ライブを楽しんで、かなり疲れたので、月曜に病院で検査を受けるのは不安でした。ここで第3の奇跡が。検査が終わって、医者から「1週間でほとんど元に戻りました。通院もしなくていいし、今日から普通に食事をしてもいいですよ。念のため7月に入ったら精密検査をしてみましょう。でも入院しないで、1週間でここまで良くなるのは見たことないなぁ」

ごっちんに会いたいという気持ちと実際に会えて、ライブでパワーを貰ったことで、医者がおどろくほどの奇跡的な回復をとげることが出来ました。ごっちんに感謝以外なにもないです。こんなこともあるんですね。

topcatさん
たしかにスクランブルの頃よりはましかもしれないですね。防府行きの飛行機で見たごっちんと岸和田帰りの飛行機で見たごっちんの顔の大きさが全然違っていたので、ちょっと心配になりました。