奈良の奇跡と倉敷の阿呆

予定通り奈良・倉敷に遠征して帰ってきました。中年のわたしにはかなり強行軍だったのですが、ごっちんからパワーを貰ったためか、意外と疲れはないです。暴れすぎで、両足に筋肉痛が残っているくらいです。

奈良は、昼最前センターやや右、夜5列目左端。福岡昼以来の2度目の最前。大好きなごっちん春コンを2回も最前で参加できる幸運。2回ともチケットには私の名前が書かれている。嬉しくてたまりませんでした。昼は萌え萌えで、気合もかなり入ったみたいで、汗びっしょり。昼コンで感じたのは、バラード曲の良さ。最初のころは緊張している様子が伺えたのですが、だんだん自信がついてきたようで、感情がこもったいいバラードを歌えるように成長していることが感じられます。

 夜は左端。奈良昼で花道は使わなかったので、ちょっと残念だと思っていたら、1回目の奇跡が起こりました。オープニングで伝って降りてくるはずのロープが下りてこない。不思議に思っていると、左からガタンという音が。左の花道にロープが下りているではありませんか。すぐ近くにロープを伝って下りてくるごっちん。今まで最前でも見ることが出来なかったロープを降りてくる時のごっちんの真剣な表情を見ることができて、その上いつもと違う場所だったためか、ゆっくり降りてくる。金具を外すのにも時間がかかったので、いきなりすぐ近くで、これまであまり見られなかったごっちんを見られて、今回の座席に感謝。
 次に奇跡が起きたのがエンディング。奈良コンはかなりいい感じで盛り上がったので、感謝の意味を込めて、最後に「奈良のみんな」と言ってからマイクを外して生声で「最高っ」。会場にしっかり届いたごっちんの声。それをしっかり聞けて感動。最後の奇跡で最高潮に達して、充実の奈良ライブは終わりました。

 翌日は倉敷。倉敷で晴天娘、長野で晴れ女がコンサートをやっているためか絶対に雨という予報を覆して晴れ。駅からかなり歩いて会場へ。
 倉敷市民会館は狭くて、古い会場。座席の間隔が狭くて、普通に動くだけでもやりにくい感じ。昼は2列目のセンターやや左、夜は同じ場所で13列目でした。
 昼が始まると、ごっちんの腕、肩、首、背中に肌色のテーピングが。それもぐるぐる巻きといってもいいくらいに巻かれている。前日の奈良では無かったので、何があったのかすごく心配。ステージ上のごっちんは全く気にしていないように、いつもと変わらず歌って、踊っている。いろんなことが頭の中を駆け巡る。しかし私に出来ることは今がんばっているごっちんに精一杯声援を送ることくらい。苦しい時に何も助けて上げられない歯がゆさが身にしみました。
 MCで寝違えただけで、元気だから心配しないでと言われましたが、寝違えたことはありますが、首や肩にかなり負担になるはず。その中普通にライブを楽しそうにやることが出来るごっちんの精神力に感心。

 昼は精一杯声援を送り、普段の倍くらい汗をかいて終了。着替えて、十分に用意したはずの水分が足り無そうだったので、補給して、夜の部へ。夜もテーピングは見られる。かなり盛り上がって最後のMCへ。ここで阿呆が現れる。いつものように感謝の気持ちを話し始めて「こんなに熱く後藤真希を応援してくれるのは」と言ってマイクを外そうとしたところ「俺だけ」とか言い出した阿呆が数名。この後怒ったファンの怒号などもあって、騒然とする会場。ごっちんは悲しそうな顔をして必死に静かになってもらおうと口に指を当てている。そのうちなんとか静かになって、「こんなに熱く後藤真希を応援してくれるのはみんなだけだから」と全部生声で言いなおす。
 阿呆に対して怒る気持ちよりも、体調悪い中、倉敷に来てくれたファンにいいものを見せようとしてがんばって、2公演やりとげたごっちんを見ていて、最後にああゆう形になってはかわいそうという気持ちが大きかったです。

>思惟姉さん
奈良では奇跡が、倉敷では心配事が起きてしまいました。昨年秋のあややもですが、あんまりきついスケジュールで無理させないとならないような日程はなんとかならないでしょうか。あと1ヶ月体調だけが心配です。