震災から1年

 昨年の3月11日に東日本大震災が発生。今日で1年になりました。


 茨城県で仕事をしている時に震災発生。東海村震度6弱。強烈な揺れが3回あって、外に逃げる。大津波警報が出ていて、東海村は沿岸だけど、津波を想定したハザードマップは無くて、どこが高台なのか分からない。私の職場は海に近いけど、断崖の上で原子力発電側の港から以外は水が来る心配は無い。海側と山側の施設の間に高い丘があり、丘を越えて津波が来ることは考えにくい。山側にいた我々はそのまま外にいた。5メートル程度の津波は来たけど、海側の施設にちょっと水が上がった位。


 後は停電3日、断水10日と不便な生活。独身寮は被災しなかったので、部屋はなんともないから避難の必要はない。それからの生活が大変。水を貰うのに村役場で6時間並んだり、売るか分からないスーパーに朝から並んでなんとか食料を確保するなど、生きるために結構苦労した。いまだに茨城は道路も建物も補修は済んでいない。撤去しないとならない被災がひどい建物もまだ建っている。復興どころか復旧すらまだの状況。忘れられた被災地は1年前と違ったのは、電気、水道、鉄道が通った以外にはあまり変わっていない。今日1日いろんな番組があったけど、茨城・千葉は出てこない。いつになったら震災から復興したと言えるようになるのかな。