福岡からの帰還

 ライブを終えて福岡から東京まで戻ってきました。夜に友人と飲む約束があるので、夕方に新宿に向かいます。


 ホテルを9時過ぎに出て、歩いて博多駅へ。博多交通センターでまもなく使えなくなるバスカードの払い戻し。630円戻ってきました。ここで小銭を増やしてしまったのが空港での余計なことにつながってしまいました。


 11時の便なので、余裕があったから節約の意味で博多から次の東比恵で下車して、再度乗って、福岡空港へ。福岡市営地下鉄は隣の駅まで100円という運賃制度があり、他の区間は2つ先でも200円だから得はしないのですが、福岡空港ー博多は距離が長く250円。中間駅の東比恵で下車すると200円で済む。10分弱で50円安くなるならいいかなと思い、結構降りて行ってます。


 福岡空港に到着して、チェックインゲートに。何故かいつもよりも厳重。特に11時の羽田行きの乗客をチェックしている。私は小銭を大きい順に綺麗に並べて入れているので、以前鞄に入れてチェックを受けたら金属棒と判定されて、面倒だったことがあったので、必ずトレーに出している。これまではそれですんでいたし、そんなに変わらない状態だった仙台空港でも引っかからなかったのに、今回は小銭入れの中身をトレーに全部出せとの指示。5000円くらい入っていたのをトレーに出すと、財布の中身もチェックし始める。11時の便に乗ることを搭乗案内で何度もチェックしていたので、変だなと思っていました。出して戻すのが大変。並べないと気が済まないので、早くしろという無言の視線を感じながら戻しました。


 飛行機に乗ったら、わが大学の先輩で漢字が読めない頓馬な元首相の麻生君が81Kに乗ってきました。私は81Aと近い席だったこともあって、チェックが厳しく行われたみたいです。元首相だと特別扱いみたいで、後ろの席2つも空席でした。JALのサイトでは指定できなかったので、予約不可になっているんですね。それにしても元総理が乗るだけで厳しくするのはおかしい。それなら普段から同じようにチェックすべき。小銭をトレーにぶちまけさせられたのは恥ずかしかったです。要人が乗ることを事前に分かっていたらめんどくさいし、急いでいたわけでもないので、この便にしなかった。不愉快な気分で帰ってきました。


 昔スリ被害に合った時に小銭入れに500円玉中心に4000円くらい入っていて、事なきを得たことがあり、普段から小銭を多めに持っている。これが屈辱の原因になろうとは思っていませんでした。