柴ちゃん舞台初日

初日見てきました。席はB列10番。座席は1列から5列が平らな舞台前にパイプ椅子が並べられて、その後ろにA列からG列の固定席が置かれているという配置。前は平坦なので、5列よりも段差のある固定席のほうが見やすそう。通路席の上に前2席となり2席が空席で、1人でポツンと座っていた感じでした。

 客席も高山巌さんや石原洵子さんのファンが多いみたいで、かなり年齢層が高かったです。私はメロンヲタですが、年齢的にはなじんでいました。

 ストーリーは25年前に閉店したショーパブ「終着駅」の花形スターから当時のメンバーに会いたいという手紙が来て、当時のメンバーが25年ぶりに今はスナック「終着駅」に集まる。そこで25年前を振り返るというもの。

 25年たって成功したもの、失敗して落ちぶれたものなどいろいろの人生を送っている。現代と25年前をタイムスリップしながらストーリーが展開する。

 柴ちゃんの役は、当時ショーパブの歌手で現在は医者と結婚していい生活を送っているという成功した女性。劇中では歌手としてソロで「狙い撃ち」、前田さんと2人で「恋のフーガ」の2曲を歌う。歌手の時は柴ちゃんそのもの、奥様は、めがねをかけて、いかにもという雰囲気。両方見られて、出番も結構多いほうなので、楽しい。柴ちゃんかわいいし、綺麗です。
 演技の方も坂本あきら氏、市川勇氏などのベテランに負けることなくしっかり出来ていました。

 タイトルにもなっている奥村チヨさんの終着駅がヒットしたのは1972年。私が11歳の時だからこの曲は覚えている。舞台の狙いが、50歳前後の人に気軽に舞台を楽しんで欲しいというコンセプトなので、私は狙い通りの年齢層に入ったので、設定も含めて楽しめました。若い世代にはどう感じたのかな。

 舞台本編が1時間40分、あと前田さん、高山巌さん、石原洵子さんの3人での歌謡ショーがあって全部で2時間でした。柴ちゃんの歌があれば言うことなしでしたが、歌謡ショーが終ったあとに全員の挨拶が無くて、石原さんだけが挨拶して終りました。歌謡ショーの前に全員出てくるので、ここで一段落なのかもしれません。


 舞台は面白いし、柴ちゃんかわいくて綺麗だったから私は満足できました。あと6公演。この内容なら自由に変えられるところもあるように思いますので、1週間での完成を楽しみに通います。