生まれるものと無くなるもの

 今週の土曜日にJR中心にダイヤ改正が行われる。
 今回の改正は、鉄ちゃんとして、寂しい部分が多いです。

無くなるもの
寝台特急出雲、急行かすがの廃止
 ブルートレインがついにはやぶさ・富士だけになってしまう。もう寝台で旅に出るのは夢の世界になるのかも。
 急行も改正のたびに減らされ、世の中は特別急行ばかりになってしまっています。いずれは急行という名称自体過去帳入りしてしまいそうな気がします。

JR東日本から103系が消える。
 E231系に押されて、あれだけの保有台数を誇った103系も常磐線の1編成が今回の改正で運用を外れ、ついに全滅。103系はJR西日本と九州(九州車は独自色が強いけど)でまだ走っていますが、山手線で10年通学に使った103が無くなるのも時代の流れを感じてしまいます。

・東京口から湘南電車が消える。
 緑とオレンジの塗りわけで知られた東海道線のシンボル湘南電車113系が東京口から撤退。まだJR東海では残るから熱海以西や御殿場線では見られるし、JR西日本、東日本でも残っているところはあるので、湘南電車を見られないわけではありませんが、東京駅から消えるというは寂しいです。

東武から釣りかけ音が消える?
 これは確実な情報ではないのですが、東武ダイヤ改正で5050系が運用されていた線区がワンマン化されるので、改造されていない5050は危ない。もしかすると宇都宮線での運用は残るかもしれませんが、半蔵門線直通強化にともない余剰となる8000系が回ってくるので、予断は許せない。モーターがうなりを上げて走行する釣りかけの迫力を味わえなくなってしまうのは寂しいことです。
 

生まれるもの
・昔は国鉄東武で日光戦争と言われて、激しい乗客争奪戦を行った両者が、新宿発東武日光、鬼怒川行き特急を直通させることになる。これも時代の流れなのかな。



 鉄道の世界も画一化が進み、あまり面白く無くなってきました。この他にも来月には北海道ちほく鉄道が廃止になり、桃花台交通も休止がほぼ決定。三木鉄道も廃止の方向を打ち出したし、由利高原鉄道秋田内陸縦貫鉄道も県知事が廃止の検討を開始すると県議会で発言した。鉄道界はあまり明るい話題が無いです。

久々にメロン以外の話題で書いてみました。

業務連絡:今日携帯を自宅に忘れてきたので、メール等に反応無くても怒らないでね。