今日は午前中に岐阜入りして、夜１０時過ぎまで乗り回していました。
廃止が決定したので、鉄ちゃんもかなり見受けられましたが、１５分に１本と本数はあるし、普通にお客が乗っている。廃止って本当なのと思わせるような車内。廃止にしなくてもと思えるのですが、かなり問題あり。
岐阜市議会でかなり前に廃止決議がなされ、それが亡霊みたいにとりついていて、全く改善されていない。道路上にある停留所は、道路に白線が引かれているだけで、安全地帯になっていないので、危険なことこの上ない。信号も路面電車は優先順位が低く、左折や右折の時は、信号が一周するまで立往生。確かに軌道内走行は認められているので、仕方ないのかもしれませんが、路面電車の走行を妨害するように走る阿呆な車が多い。主要な駅を安全地帯にする、広島、長崎、岡山みたいに路面電車優先の信号システムにするなど改善すればまだまだあれだけ乗客がいれば維持できるはず。環境にやさしい、高齢者にやさしいという利点が見直されて、赤字でも維持するところが多いのに、岐阜の決断は残念です。状況を見てみると、第３セクターで運営を続けている万葉線、なんとか運営している札幌市よりは状況がいい。今日１日乗り回してみて、もったいないなと思っていました。
