大山鳴動してネズミ一匹

 内閣不信任案の対応で、造反とか騒いだけど、菅君がいつだかわからないけど、辞めますよと言っただけで、騒動が収まり、2人が造反しただけにとどまってしまいました。


 震災対応と原発対応の目処が立った時期というあいまいな表現で、あれだけ菅君を支持しないと叫んでいた議員が納得してしまう不思議。震災対応の目処は補正予算の成立と避難所に住民がいなくなったということでけじめという判断は出来るかもしれない。しかし、原発対応の目処となると、一番早くて放射性物質の漏えい停止だなと思っていたら菅君の意識では、原子炉の冷温停止とのこと。放射性物質の漏えいを止めて、汚染水の処理をして、冷却系統を構築しないと冷温停止にはならない。ここまでだと民主党代表任期が終わるのとどっちが早いのかというかなり先の話し。辞めないと言っているのと同じこと。鳩ぽっぽのお坊っちゃまは仕方ないにしても、松木君以外が分かないとは思えない内容。


 しかし、辞めると言っている首相と交渉したり話をまとめる海外の首脳がいるのかな。辞めるなら直ちに辞めないと意味ないし、こんなに中途半端な形だといいことないのに。